子供の将来を考えると、教育の選択は慎重になります。
支援級を勧められたけど普通級に行った場合どうなったのかママさんの意見をまとめてみました。
支援級を勧められたけど普通級に行った場合どうなった?
普通級にして良かった意見、後悔している意見をまとめてみました。
実際に、発達の心配なお子さんを持つ親御さんの気持ちを見てみましょう。
普通級にして良かった意見
良かった
低学年の頃、支援学級に行くことを勧められていた長男。
IQは70から80前後。
本人の強い意思で普通級に留まる選択をした。
発達障害を丁寧にサポートしてくれる学習塾に通いながら友達とも楽しそうに過ごす息子を見て、本人の気持ちを尊重して良かったと今は思う。
でも、正解かどうかはわからない。
引用:X(旧Twitter)
良かった
折れ線型自閉症って言われた時は、ショックしかなかった。
小学生になる時、支援級を進められた…。
無理だったら、支援級を考えようと、普通級に通い、一番マトモに育っている娘2♪
何の判断が良いかはわからないけど、親の判断で、いいと思う✨
引用:X(旧Twitter)
良かった
支援級か普通級か迷ってる人に伝えたい。うちが普通級でやれてる理由
・周りを気にしないタイプ
・頑張りすぎないタイプ
・でも決まりは守る
・過敏より鈍麻
・学力は普通
・教育ママ的な人が少ない地域
・学校の理解がある
(担任ガチャも当たりだった)
っていう奇跡の条件が重なったおかげと思う。
引用:X(旧Twitter)
良かった
迷って普通級に進学した現在小2息子です。しんどい面も多いですが、だいぶ慣れてきた様子です。低学年やサポート必要な授業に支援の先生が入る感じで、無理な時は保健室や図書室に行くなど…学校の理解があり寛容なので通えてるかな、と。特性の具合と学校の体制が大きいですね。
引用:X(旧Twitter)
良かった
通りすがり失礼します。うちは支援進められたけど普通で通しました。学校によりますが、一部通級・支援センターのリハ(病院って言ってる)・放課後デイの利用、検査結果の資料の共用(コピーして渡した)などできる事はいろいろあります。
私もママ友さんにはほとんど子どもの事話してないです。
引用:X(旧Twitter)
良かった
しんどさは思ったより早く出てきちゃったけど、普通級スタートに後悔はない。
息子の意思を無視して、支援級スタートにしていたら、入学式に楽しく参列することも出来なかったと思う。
でも、辛い思いをし続けることもないんだよ。
今日も大きなランドセル背負って1人で登校していったの誇らしい。
引用:X(旧Twitter)
良かった
こんばんは。ウチの子も同じ様なWISC結果で去年普通級を選択しました。私も悩みに悩みましたが後悔はしていません。実際に入学して感じたのはWISCでの知能指数よりも発達特性が大事だと思いました。後は友達や環境に恵まれるかどうかです。勿論転けそうな時は先回りして対応しないといけないと思います
引用:X(旧Twitter)
普通級にして後悔した意見
後悔した
別の学校だけど、支援級進められたけどとりあえず普通級に入れたってママは、やはり落ち着きがないことと、知的な面でも、文章題でつまずいてると言ってた。もう少し粘らせたかったけどやっぱり支援級かもとは言ってたから、「息子はすごく楽しく通ってるよ、先生のフォローもすごく丁寧だし」と
引用:X(旧Twitter)
後悔した
息子の個人面談はやっぱり悪いことしか言われなかったし支援級も進められた〜発達検査してもらったほうが今後のためだよなぁ早く対応できるし
引用:X(旧Twitter)
後悔した
就学前検診の時期かあ。 息子療育行ってても小学校でどんなことに躓きやすいかとかどんなこと求められるかとか全く情報入らなかったな。あの頃支援級の判定も出ずゴリ押しできるとも知らず「様子をみる」信じて普通級にしたこと去年の今頃めちゃくちゃ後悔して私が息子を不登校にしたとまで思ってた。
引用:X(旧Twitter)
後悔した
母は昔の人間だから「普通級」にこだわった。娘は中学から「支援級」に行きたいと言った。 しかし養育者である母が頑固拒否して、普通級に。 結果、不登校。
引用:X(旧Twitter)
後悔した
うちの親もやって後悔していたけれど、親が普通級で大丈夫だろう!とねじ込んでしんどくなるのは子供かもしれないことは忘れないでほしいとは思う。 弟は結局年度途中で支援級に戻ったけれど。 簡単、楽しいとかついていける、ではなく、落ち着く、に引っかかるよね…。
引用:X(旧Twitter)
後悔した
めろ坊成長著しいんだね!子どもの成長って素晴らしい
うちは普通級+通級で入学したけど、最初から支援級にしとけば良かったと後悔だよ
1年間トラブルの電話ばかりでさ…知的もあるなら支援級の方がいいかも。知的あってもちょっとなら情緒級行けるんじゃないかな
引用:X(旧Twitter)
後悔した
もう10年前になりますが、夫とデイが普通級を強く主張し不本意なまま従い…未だ後悔もクスぶっています
配慮すると言われて安心でしたが歴代の担任の要求度は高かった
みんなこのくらいは出来てる、◯年生ならばクリアして欲しいとの視点で話される 学校からの実に頻繁な連絡対応に病みました
引用:X(旧Twitter)
後悔した
次男を普通級にしたことを今になって若干後悔 やはり全体授業には馴染めてない、身体弱い子がいてかなり警戒してたが、そこは先生が何とかしてくれるようだ 確かに次男は多動だが他に危害を加えることは反撃などでもない限り確かにない。もう少し信じてあげたらよかったが、支援級はいかんせん翌年…
引用:X(旧Twitter)
後悔した
失礼ですが、昔のようにきちんと寄り添って話を聞いてくれる先生がいらっしゃらないし向き合ってくれないです。『特別支援学級』にいても不登校になってしまうくらいですから… 元気で明るく自分から発言出来るし、子供が普通級希望したから行かせたけど後悔してます。 この経験が役に立ちますように。
引用:X(旧Twitter)
普通級でやっていける子供の特徴とは?
支援級を勧められても、普通級でも楽しく通える子供の特徴を簡単にまとめてみました。
- 変化に対応できる
新しい状況や学習の変化に柔軟に対応できる子供。 - 得意なことがある
特定のことに興味を持ち、得意な分野があり、それに自信を持っている子供。 - 友達との仲良し
クラスメイトや友達と仲良くなり、一緒に遊んだり協力したりすることができる子供。 - 自分でコントロールできる
自分の感情や行動を管理し、授業や課題に集中することができる子供。 - 助けを受け入れられる
必要なときにサポートを受け入れ、困難に立ち向かえる子供。 - 協力的な態度
グループでの活動や協力が得意で、他の子供たちと協力して問題を解決できる子供。 - 自分を理解している
自分の得意なことや難しいことを理解し、自分に自信を持っている子供。
これらの特徴を持つ子供は、発達障害などの特性があっても、普通学級で良い経験を積んで成長できる可能性があります。
また、学校や教育機関がサポートを提供し、クラス全体が理解と協力を促進することで、子供がより良い学習環境で適応できるようになります。
特に、担任先生が理解あるがかどうかがとても大きいように感じます。
普通級が難しいと感じる子供の特徴
普通級が難しいと感じる場合、次のような状況が考えられます。
- 学習が難しいと感じるとき
子供が普通級の学習内容についていくのが難しいと感じ、授業が理解しにくい場合。 - 友達との関係が難しいとき
子供がクラスメイトとの関係を築くのが難しいと感じ、友達づくりがうまくいかない場合。 - 注意が散漫で集中が難しいとき
子供が授業や課題に十分に注意を払えず、集中が難しい場合。 - 特別なサポートが必要なとき
子供が追加のサポートや専門的な指導が必要な場合。 - 感情のコントロールが難しいとき
子供が感情のコントロールが難しく、ストレスや不安が学習に影響を与える場合。
これらの特徴を持つ子供は、普通級よりも支援級のほうでサポートを受けながらのほうが、より成長できる可能性があります。
子供自身が、ストレスや不安なく過ごせる環境であること!
普通級に行くメリット・デメリット
普通級にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
子供と親にとってそれぞれの利点と課題をみていきましょう。
メリット
子供にとってのメリット
- 社会的経験の向上
普通級では一般の生徒たちと共に学び、交流することで社会的なスキルが向上する可能性があります。 - 多様性への対応
普通級では異なる背景や能力を持つ様々な生徒が混在しているため、多様性に対応する力が養われるでしょう。 - 一般の学習
標準的な学習環境での学習により、一般的な学力や知識の向上が期待できます。
親にとってのメリット
- 社会的結びつき
普通級では一般の親と同様に、他の親たちとも交流でき、社会的な結びつきを築くことができます。 - 一般的な教育資源へのアクセス
普通級では、一般的な学校の教育資源にアクセスできるため、多様な学習機会が提供されます。
デメリット
子供にとってのデメリット
- 適応の難しさ
特定の学習ニーズに合わせるのが難しい場合があり、個別のサポートが必要な子供には不適切かもしれません。 - 集中力の問題
刺激が多く、騒がしい環境での学習が難しい場合があります。
親にとってのデメリット
- 適切なサポートの不足
特別なニーズを持つ子供に対する適切なサポートが不足している可能性があります。 - 心理的な負担
子供が適切なサポートを受けられない場合、親は子供の教育に関して心理的な負担を感じることがあります。
支援級に行くメリット・デメリット
支援級にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
子供と親にとってそれぞれの利点と課題をみていきましょう。
メリット
子供にとってのメリット
- 適切なサポート
特定の学習ニーズに合わせた個別のサポートが提供され、子供がより効果的に学ぶことができます。 - 安定感
小規模なクラスサイズや専門の教育プログラムにより、子供が安心感を持ちやすい環境が提供されるでしょう。
親にとってのメリット
- 専門的なサポート
特定のニーズに特化した教育専門家やサポートが利用できるため、親も安心感を得やすいです。 - コミュニケーションのしやすさ
支援級では同じような状況を抱える親たちとのコミュニケーションがしやすく、情報や経験の共有が可能です。
デメリット
子供にとってのデメリット
社会的な経験の不足
一般の学級よりも小規模なため、異なる背景や能力を持つ友達との交流が制限される可能性があります。
親にとってのデメリット
社会的な結びつきの不足
支援級では、他の親(通常級)との交流が制限されることがあり、社会的な孤立感が生じるかもしれません。
わが子が支援級を選んだ理由
次に、私たち夫婦が、支援級を選んだ理由をお話します。
長男は、小学校入学前に自閉症スペクトラムの診断を受けており、知的障害はありませんが、言葉の遅れはあり、コミュニケーション能力も低いです。
支援級での勉強は、同じ学年の子に遅れないか心配しましたので、わが家は入学と共にタブレット学習を家庭でスタートしました。
そのおかげで、勉強面での心配はなくなり安心できました。
(普通級にした子でも、勉強での遅れを心配でしたら、タブレット学習をおすすめします)
支援級を選んだ理由としては、園の頃の様子を見て判断しました。
- 友達と関わらず興味がない
- 集団行動が難しい
- 個別の声掛けをしないと理解できない事が多い
- 自分で考え行動することが難しい(指示があればできる)
長男は、現在支援級5年目ですが、できそうな授業は普通級への交流を増やしながら、とても楽しそうに学校に通っています。
普通級に行くと頑張っているからか疲れる事も多いですが、とても良い刺激となっております。
後悔しないためにできる事は?
後悔したくないと思いますが、普通級・支援級にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
少しでも納得いくようにするには、以下の方法を試してみるとよいかと思います。
- 情報収集
- できるだけ多くの情報を収集しましょう。
学校や教育機関、専門家とコミュニケーションをとり、適切なサポートや選択肢について詳しく知ることが大切です。
- 子供の特性を理解
- 自分の子供の特性やニーズをよく理解しましょう。
子供がどのような学び方を好むか、どんなサポートが必要かを知ることが後悔を避ける一歩です。
- 将来を見据える
- 長期的な視点で考えてみてください。
今の状況だけでなく、子供が将来どのような環境で成長するのが望ましいかをイメージしてみましょう。
- 専門家と相談
- 子供の発達や学習に詳しい専門家と相談することで、より適切な選択ができるかもしれません。
彼らは経験豊富で親身にサポートしてくれます。
- 感情を聴く
- 自分や子供の感情に耳を傾けましょう。
どんな決定が心地よいものであるかを考えることも重要です。
- オープンなコミュニケーション:
- 学校や教育機関とオープンにコミュニケーションをとりましょう。
希望や懸念をしっかり伝え、協力して最良の教育環境を作り上げていくことが大切です。
学校への見学や、近所のママさんから情報を聞く事は、私も積極的にしました。
重要なのは、子供の状況をよく理解し、子供の意見も聞き入れたほうがよいです。
まとめ
正直言うと、普通級・支援級それぞれ入ってみないとわかない事が多いです。
- 担任の先生がいかに理解がありサポートしてくれるのか
- クラスの子が優しくフォローしてくれる子が多いか
など、クラスに入ってみてからでないとわからない部分も多くあります。
ただ、言えることは、普通級から支援級へ変更することも可能ですし、支援級でも普通級へ交流へ行けます。
※変更の可否や手続きは地域や学校によって異なります
まわりのママさんと話すと、どのクラスになったとしても、やはり子供が楽しく安心して学校に通えている事が一番と皆さん言っています。
子供の気持ちに寄り添って決めてあげたいですね。