同じ言葉を繰り返す2,3歳から 質問攻めの理由や対応法は?

おしゃべりな男の子
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悩むママ1
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3歳のわが子は同じ質問を繰り返してばかり

悩むママ2
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2歳のわが子は同じ言葉を繰り返してばかり

kotubu
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わが家の長男もです。

現在11歳、どのように変化したか、どう対応してきたかをお話します。

自閉症児の特徴のひとつに、同じ質問を繰り返す、同じ言葉(フレーズ)を繰り返す事があるかと思います。

相手と同じ言葉を繰り返して言う(反響言語(エコラリア))、あるいは流暢ではあっても、独特の言い回しや自分の好きなことだけを一方的に質問し続けたりすることがあります。

引用元:自閉症 – 発達障害教育推進センター (nise.go.jp)

幼少期~成長した現在までに色々わかったことを書いていこうと思います。

自閉症の子供が同じ言葉を繰り返す 質問攻めの理由や対処法は?

ベンチで座っている男の子

同じ言葉を繰り返す

長男が幼児期の頃は、同じ言葉を繰り返すことが多くありました。

  • CMで流れるフレーズ
  • 音楽の歌詞の一部分
  • YouTubeなどで聞いた耳に残ったことば

当時はなぜ同じ言葉ばかり繰り返すのかわからずにいました。

現在11歳なので、聞いてみると…

kotubu
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同じ言葉を繰り返すのはなぜ?

長男
長男
  • 楽しいから
  • 急に頭に浮かんででちゃう
  • 繰り返し言うと安心する

長男の場合は、脳にぱっと浮かび、考える間もなく言葉にして発してしまっているようです。
また、その言葉フレーズを言うと安心する・面白いし楽しいなど理由もあります。

現在ではだいぶ減りましたが、まだ同じ言葉を繰り返す事も多くあります。
しかし、今は声の大きさをコントロールできるようになり、小声で言ったりしているので、昔ほどさほど気になりません。

同じ質問を繰り返す

  • 本当にわからないから何度も聞いてくる
  • 不安、心配な事だから何度も聞いてくる
  • 同じ答えを求めている(答えがわかっててもそれを聞くと安心するor面白い)

長男の場合、主にこの3パターンだと思います。

本当にわからないから何度も聞いてくる

理解できない事、納得できない事を何度も質問することがあります。

どうしても言葉だけでは、伝わらない事も多いため、

  • 私が見本(手本)をみせたり
  • 絵や写真で説明したり
  • 専門家やテレビの動画を見て信用してもらう

などの方法をとっています。

kotubu
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言葉の説明だけでは理解しにくい長男には、視覚からが一番伝わりやすい!

不安、心配な事だから何度も聞いてくる

恐怖や不安な時は、何とかその気持ちを落ち着かせたい、という気持ちから同じ質問を繰り返します。

長男の場合は

  • 台風は来るのか
  • 雷はならないのか
  • 地震はいつくるのか
  • 失敗した時

などがあります。

kotubu
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そんな時は、「大丈夫だよ」と本人が安心できるよう伝えます。
きちんと子供と向かい合い目を合わせて、抱きしめてあげてなどの方が効果あるなぁと感じます。

どうしても忙しい時は、ついつい「大丈夫、大丈夫!」と適当に言ってしまい、質問を長引かせてしまうこともあります。

小さいうちは良かったのですが、最近は「大丈夫!」が通じない年齢になってきたことで、どうして大丈夫なのかをより詳しく説明する必要が出てきました。

失敗しても「○○する」ことで対処法がある事を伝えたり、地震や台風も備えをすれば安心など、本人の不安がなくなるようにしています。

同じ答えを求めている

こちらは、自由時間や暇な時によくあり、言葉遊びの様な感じです。

同じ質問をして→同じ答えが返ってくる
(それが楽しくもあり、心地よく安心もする)

kotubu
kotubu

この時は顔がニコニコしているからわかります。

また聞いてきたな!!と思います。

たまに違う答えを言ったりして、長男の「えっ!?」という顔を楽しみながらも、同じ答えが返ってくるまで、しつこく聞いてくるので結局同じパターンの繰り返し

わが家での対策

自閉症ではなくても、小さなお子さんは同じ質問は繰り返しますよね。

なので、長男もそこまで気にしていなかったのですが、さすがに小学校高学年となり、今後の事を考えると、できれば減らしていきたいなと考えています。

もちろん、自閉症児の場合は脳の問題で、自分ではどうにもできず発してしまうのでしょうから、難しいかと思います。

少しずつですが、色々な対応をしてみました

例えば、

同じ質問や言葉は、無理に辞めさせずとことん付き合う事で徐々に減っていく?

→同じ質問が減ったなと思っても、次から次へ新しい質問がでてきます。
親がもういい加減にしてくれ…とイライラしてしまいました。

回数を決めてみる?

→同じ質問は3回までと決めてはみたものの、親はストレスが減っても、長男にはストレスだったのか上手くはいきませんでした。

一時的で、わが家の場合はどれもそこまでの効果は感じれません。

しかし、調べてみると、この方法でだいぶ質問が減ったという子もいます。

試してみるのもいいですね。

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まとめ


本人の中で納得いくまで、きりがつくまで、飽きるまではどうしても同じ質問・言葉を発してしまいます。

少しでも長男や、長男の周りの人のストレスが減り、両者にとって良い方法が見つかるといいです。

伝えて練習していこう!
  • 独り言(同じ言葉)を言っていい場面・場所がある事を教える
  • 声のボリュームを抑える(声の大きさのコントロール)練習
  • 一方的に自分ばかり話すのではなく、話を聞くこと(順番がある)も大事
  • 相手が自分と同じ気持ちとは限らない(相手の気持ちを考える)

今後も色々試しつつ成長を見守っていきたいと思います。

この記事を書いた人
kotubumikan

主に発達障害(ASD)向けの
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について書いています。
ASD長男とグレーゾーン次男の子育て中。

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