わが子はアスペルガーor高機能自閉症 どっち!?違いは何?

アスペルガーor高機能自閉症
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わが子は知的遅れを伴わない自閉症スペクトラム
知的遅れのない自閉症(ASD)は、高機能自閉症・アスペルガーと呼ばれる事がありますが、違いや特徴を調べてまとめてみました。

わが子はアスペルガーor高機能自閉症 どっち!?違いは何?

道を悩む子供

アスペルガーと高機能自閉症の違いは何?

まず、高機能自閉症は、正式な診断名ではく、アスペルガー症候群も古い診断名です。

高機能自閉症は、正式な診断名ではありません。
実際に医療機関などで診療を受ける場合などは、ASD(自閉スペクトラム症)もしくは古い診断名である「アスペルガー症候群」と診断を受けます。

引用元:【専門家監修】高機能自閉症とは?アスペルガー症候群との違いや特徴、困りごと、接し方を解説 | LITALICOライフ

わが子も診断名は「自閉スペクトラム症(ASD)」と診断され、高機能自閉症やアスベルガーとは言われませんでした。

高機能自閉症・アスペルガー症候群は現在は、まとめて「自閉スペクトラム症(ASD)」と診断されていますが、多少の違いはあるようです。

高機能自閉症アスペルガー
知的の遅れなしなし
言葉の遅れありなし

アスペルガー症候群は知能・言語の発達に障害がありません。一方の高機能自閉症は知的発達における遅れや障害はありませんが、言語発達において遅れがあります。

高機能自閉症とは?アスペルガー症候群とは違うの?症状や診断基準、障害者手帳の取得について紹介します!【専門家監修】【LITALICO発達ナビ】 (h-navi.jp)

言葉の遅れがあれば、高機能自閉症。
なければ、アスペルガー症候群なんですね。
わが子は、高機能自閉症ということがわかりました。

高機能自閉症よりもアスペルガー症候群の子は、言葉の遅れもなく気付きにくいといわれています。
もう少しそれぞれの特徴をまとめてみます。

「アスペルガー症候群」の子供たちの特徴

  1. 友達との付き合いが難しい:
    • 他の子供たちとの関わりが少し難しいことがあります。
      笑顔や挨拶が苦手だったり、感情をうまく表現できないことがあります。
      言ってはいけない事を言ってしまいトラブルになったりすることも。
  2. 特別な興味を持つ:
    • 何か一つに夢中になり、それについてとても詳しいことがあります。
      でも、他のことにはあまり興味を示さないことがあります。
  3. 同じことを繰り返す:
    • 日常の中で同じことを同じように繰り返すのが好きです。
      予測できることが好きで、急な変化に対応するのが難しいことがあります。
  4. 言葉の使い方が特殊:
    • 言葉遣いや話し方に独自の癖があることがあります。
      難しい言葉を使ったり、文法が上手だったりすることがあります。
  5. 感じ方が独特:
    • 光や音、触れられることに敏感で、他の子供たちよりも感じ方が独特なことがあります

これらの特徴は、アスペルガー症候群の子供たちが持つ傾向です。
ただし、全ての子供が同じ特徴を持つわけではなく、個々の子供によって異なります。

アスペルガー症候群の子は、支援学校や支援学級ではなく、通常級に入る子も多く、その中でクラスの子と合わせる事が難しく感じ、そこで初めて診断を受けたり、気付かずそのまま大人になってから、社会で行きづらさを感じて診断される事もあります。

高機能自閉症の特徴

  1. コミュニケーションの難しさ:
    • 他の子供たちとのコミュニケーションが難しいことがあります

      感情や表情の理解が苦手で、自分の感情を上手に表現できないことがあります。
  2. 特定の興味に集中:
    • 特定の興味や活動に強い関心を持ち、それに没頭することがあります。
      ただし、他の興味にはあまり関心を示さないことがあります。
  3. ルーチンへの執着:
    • 日常生活の中で一定のルーチンやパターンを好み、変更や予測外の出来事に対処するのが難しいことがあります。
  4. 感覚の特異性:
    • 光や音、触覚などに対して異常な感受性があり、過敏または低感度な反応が見られることがあります。
  5. 非言語コミュニケーションの特異性:
    • 視線やジェスチャー、表情の使用が通常よりも不自然であったり、他人の感情を理解するのが難しいことがあります。
  6. 語彙の特殊性:
    • 言葉の使用に独自の癖があり、独特な言い回しや表現をすることがあります。

これらは高機能自閉症の一般的な特徴であり、全ての子供が同じ特徴を持つわけではありません。
個々の子供は異なる特徴を示す可能性があります。

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まとめ

アスペルガー症候群と高機能自閉症は、知的能力が高い一方で社会的な相互作用に難しさを抱える傾向があります。

ただし、現在の診断ではアスペルガー症候群と高機能自閉症は同じくASDに含まれており、区別されることはありません。

わが子もそうですが、アスペルガー症候群も、高機能自閉症も知的に問題はないこともあり、住んでいる自治体によって違うかと思いますが、療育手等の対象外となってしまうことも多いかと思います。

「通所受給者証」があれば、児童発達支援事業による療育や放課後等デイサービスが利用できますので、お住まいの市区町村の窓口へ相談に行きましょう。

「通所受給者証」は医師の意見書も必要ですが、まずは病院ではなく、市の子育て支援(相談)へ連絡し「通所受給者証」取得までの手続きや流れを確認してくださいね。

この記事を書いた人
kotubumikan

主に発達障害(ASD)向けの
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について書いています。
ASD長男とグレーゾーン次男の子育て中。

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