わが子は特別支援学級にしようか迷い中、メリットデメリットは?
特別支援が学級の知的クラス・情緒クラスってどう違うの?
わが家の長男は、特別支援学級5年目です。
長男の学校の場合ですが、お答えします。
参考にしてみてください!
わが家の長男は、小学1年生~小学4年生までは、特別支援学級知的クラスに在籍し、小学5年生~は特別支援学級情緒クラスに在籍しています。
特別支援学級にした場合のメリットデメリット、知的・情緒クラスの違いについて書いていこうと思います。
特別支援学級のデメリット何?知的・情緒クラスの違いは?
※学校によって違うかと思いますので、あくまで参考までに…
知的クラス メリット・デメリット
メリット
- 個人個人のペースで学習を進めていきます。
(例えば3年生になっても、1年生の内容をしたりする子もいます) - カリキュラムに沿って授業を進めなくてよいので、ゲームや遊びを通しての授業内容もあります。
デメリット
- 勉強がついていける子にとっては、物足りなさを感じてしまう場合があります。
- 授業中は、先生が他の子についてる場合は、一人では勉強できないので、ぬりえ・点つなぎ、休憩などしてることも。
情緒クラス メリット・デメリット
メリット
- 知的クラスより、会話でのやり取りができる子が多いので、子供同士の関わりは知的クラスよりあります。
- 基本的には、その学年に合った、教科書通りの授業を進めていきます。
通常クラスだとわからない問題もそのまま過ぎてしまいますが、支援学級だとより丁寧に苦手部分にも付き添ってもらえます。
デメリット
- 授業中に歩き回ったり、問題行動を起こす子も多く、わりとずっと騒がしいです。
- 知的クラスの様に、個人のペースではなく、通常級のカリキュラム通りに教科書を進めていくので、ついていけない子もいる場合があります。
- 子供同士のドラブルがあります。
知的クラスと情緒クラスの違い
まずは特別支援学級とは詳しくはこちら
こちらも、学校によっては多少の違いがあるかと思いますが、一般的に言われている体験をもとに主な違いについて書いています。
知的クラス
- 言葉の遅れや理解力が少し苦手な場合
- IQが70以下(中度から軽度の知的障害)
情緒クラス
- 言葉の遅れや理解力に遅れはない
- 知的に問題はない(ほとんど通常クラス同等)
- こだわりが強いなど行動面に問題がある
- 通常クラス内(大勢の中)でなじめない
わが家の長男の場合
長男は、IQが80はあったのですが、知的クラスになりました。
初めは「えっ??」となり、学校に確認したのですが、学校側は、「知的と情緒についてはそこまでしっかりとした区別はなく、バランスを見て子供達のクラスわけをしています」とのことでした。
特別支援学級から通常学級への交流の様子
通常学級への交流は、先生との各学期ごとの面談によって決めました。
その子の得意や苦手を理解し、交流に行けそうなら行ってみようという感じです。
ただ、支援の先生もついていける時もあれば、1人で行かないといけないことも多くありますので、通常学級の担任の先生が、どれだけ受け入れ対応してくれるかにもよります。
長男の場合は、
1年生・・・給食のみ
2年生・・・給食・書写
3年生・・・音楽・外国語
4年生・・・音楽・外国語
5年生・・・音楽・外国語・家庭科
本人が、得意で問題なくついていける授業に、交流へ行くようにしています。
まとめ
基本的には年度途中で、支援学級から通常学級へ交流へ行く事はあっても、通常学級から支援学級へ変わることはあまりないかなと思います。
学校によって対応が異なるかと思いますが。
(うちの学校では、2学期から支援学級にきた子もいました)
通常学級か支援学級で迷われている場合も多くあるかと思います。
入学前に学校側とよく話しておくことがいいかなと思います。
授業内容や教室の様子の見学もできるかと思いますので、お子さんに合ったクラスで楽しい学校生活を送れるといいですね。