友達はいる?いらない?自閉症長男の友達との関わりトレーニング法

手をつなぐ友達
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悩むママ1
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一人遊びばっかりで今後友達ができるかしら…

悩むママ2
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コミュニケーションがあまりできず、一人孤立しないか心配

kotubu
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長男も幼児期は一人遊びばかり…

現在小学5年生。

どのように成長し変化したか参考にして下さい。

自閉症の子は私が見る限り、友達と接したい子もいれば、一人でいるのが好きなタイプの子だったりそれぞれです。

「自閉症」と聞くと、まだ知識のなかった頃の私は「一人」が好きなものばかりと思っていました。

わが子の幼少期から青年期にかけての『友達との関わり』についての変化を書いていこうと思います。

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友達はいる?いらない?自閉症長男の友達との関わりトレーニング法

並んで座る子供達

長男の友達との関わり

定型発達の子は1〜2歳ごろになると、他者との関わりに少しずつ意識を向け始める時期です。

年齢別の関わり

1〜2歳

この頃になると、定型発達の子はまわりのお友達に興味をします(まだ一緒には遊びませんが)といわれていますが、長男は友達には全く興味なし
大人に対しては、人見知りや、後追いなどはありました

3〜4歳

園に入る年齢。
定型発達の子はまわりのお友達と楽しそうに遊び始めています。
長男の場合は、引き続き友達に興味はなし。
興味を示すものは、数字や記号・文字など。

4〜5歳

長男は、少し友達に興味を持ち始める。
文字が好きなのもあって、友達の名前を覚えるのが早い。
しかし、一緒に遊ぶことはない。
大人が間に入ればやり取りができるように。

6〜7歳

小学校入学(特別支援学級)引き続き一人でいる。
話し掛けるのは先生ばかりで、全学年の先生が話し相手。
気になるのは友達の名前だけ。
その子に興味があるというよりは、名前(文字)が気になる感じ。
一緒に遊ぶ友達はいない。

7〜8歳

支援学級で同じクラスの年下の子に興味を示し、一緒に遊ぶ姿がたびたび見られた。
他に通常級の同じ学年の子に興味を持った友達がいて、必要以上に声をかけて誘ったりしたようで、その子に「しつこい!」と言われてしまったことをとても気にしてた。
お友達とどう話せばいいのかどう接するのかが、わからないみたいで、それなら一人のほうがいいという感じ。

9〜10歳

まわりの友達と自分との違いを気にし始める
他の子は出来るのに、僕はできないなど、まわりの子と比べる
服装や、持ち物などみんなと一緒がいいと言い始める。
特定の友達はいまだおらず、一緒に遊ぶ子はいない。

10〜11歳

友達は欲しいのか欲しくないのか自分でもよくわからないらしい。
下校も一人で平気だし、休み時間も一人で好きに過ごしている。
ただ、放課後等デイサービスでは、大人が間に入らなくてもボードゲームなどをするなど楽しむ場面もみられ、友達と遊ぶのは楽しい事もあるけど気分次第

ざっとまとめると、こんな感じです。

特定の友達はいないものの、友達の行動は気になる感じ。

スムーズな言葉のキャッチボールが難しく、質問ばかりになりがちです。

kotubu
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お友達ほしい?

長男
長男

お友達はよくわからない…

一人でも平気だし、先生もたくさん話してくれるから学校は楽しい

kotubu
kotubu

親としては一人ぼっちの下校や休み時間は見てて悲しい…

でも、本人は平気そうで心配いらないな!

友達はいる?いらない?

お友達が欲しいタイプのトレーニング

自閉症の子は、一方的に話してしまったり、相手との距離がわからない子も多いと思います。

お友達との関わりの練習が必要になってくるかと思います。
ソーシャルスキルトレーニングSST)などで、言葉のキャッチボールの練習や相手の気持ちを考える練習などをおすすまします。

長男も放課後等デイサービスなどで、一方的に話すことが多かったのですが、相づちのやり方、話を順番に聞く練習などして少しづつできるようになってきました。

長男の実践しているトレーニング
  • 1つの話題を決めて、お互いにその事について順番に話す練習
  • 相づちの練習(へーそうなんだ、うんうん、だよね、なるほど など)
  • 今どんな気持ち?相手の気持ちを考えてみよう

こちらは小学校3年くらいから始めました。

幼児期や1,2年生は、まだ他のこだわりの面だったり他者との信頼関係などを築くほうが大切だなと思います。

お友達に興味がないタイプはどうする?

自閉症の長男のように、別にいなくてもいいと思っている子はたくさんいるかと思います。

親が無理にお友達を作ろうとはせず見守りながらも、将来のためにも他者と自分というものを少しずつ理解していくのも大切だなと思います。

長男は友達と遊ぶ事はほどんどないので、友達同士のトラブルに巻き込まれる心配もないですし、先生や特定のお友達ではないけれど、困ったときに手を差し伸べてくれる子達もいます。

本人がいつか本当に気の合うお友達が、自然とできたら、それはそれで良かったなと思います。

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まとめ

長男に友達ができないことを可哀そうと最初は思っていましたが、成長していくにつれて、それは全く必要のない事でした。

私自身、友達に助けられることも多く友達がいて良かった、友達はいないと寂しいなと思いますが、そうでない人もいるんだなと、子供から教えてもらいました

その子の特性に合った支援や考えが、とても大切だなと思います。

この記事を書いた人
kotubumikan

主に発達障害(ASD)向けの
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について書いています。
ASD長男とグレーゾーン次男の子育て中。

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